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月経は、女性にとって身体的にも感情的にも影響を与える体験です。出血による痛みや不快感、エネルギーの低下、気分の揺れを感じることが多く、これが日常生活に影響を及ぼすことも少なくありません。さらに、出血量や期間が長引くと、ナプキンやタンポンの交換を常に気にしなければならない煩わしさや、漏れの心配など、日常的なストレスも増えます。このような生理のしんどさやうざさは、特に多忙な日々の中で女性にとって大きな挑戦となり得ますが、それと同時に、自分の身体をより深く理解し、向き合う機会とも言えます。
ZINE
いわれなくってもわかってる。でもなにかそういうことじゃ無いような気がする。そう思う人も多いだろう。これはChatGPTに、女の言葉で生理を語ってくださいといって出力された2つのテキストをさらに合成したものだ。
1つ目は月経にたいする違和感やつらさ、2つめは経血についてのうっとうしさという点を強調してもらった、これでも二日目の辛さとか、ひとによって軽い重いがあるとか、鎮痛剤を飲むこととか、多くの体験が語られてない。
月経とは、みんな大体同じ感じという思いと、ひとそれぞれ違うと言う感覚が同居するものかもしれない。だから生理について言葉にすることをみんな躊躇して、それを紡ぐことができない。
なんでこんなテキストを共有するのか。月経が女だからこそ体験する身体的体験の1つでもあると同時に抑圧でもある。そして、それをわたしが経験してないからだ。わたしは生理がなかった。いやそもそも生理があるか体じゃない。そしてパートナーが2日目にのたうち回るのをみて、鎮痛剤(ブランド指定)を買いに走り、きれた生理用品(昼の多い日用指定)をドラッグストアーに買いに走るという経験を通じて感じるしかなかったからだ。
わたしは月経の話をされると、特権を感じてしまう。そういうと逆に「ないという特権」をもってるのはあなたでしょと言う人もいるかもしれない。たしかにそうかもしれない。ただ生理があるがことは出産ができる特権だし、同時に傷つけられる可能性を常に抱えているということでもある。
月経があるひとがすべて、出産を経験するわけでもない。生理と出産は繋がってるけど、切り離して考えるべきことなんだろう。こんな「うざい」ものが毎月くることの意味、場合によっては低容量ピルでおやすみする選択だってできる事、そんなことを語れる日は来るのだろうか?