ZINE
殴り書きです
特権ってテーマですでにかかれてたので、あえてその2にしてみまいした。
昨日とある業界のパーティにいった。エントランスで所属団体と名前を確認して入るそのパーティは一応クローズな、選ばれし人だけが入れるところだった。
しかし、そのパーティはあるマイノリティ性をもつ人たちと、それを支援している人のパーティだった。パーティーのテーマはダイバーシティ&インクルージョンと言えるだろうか。ようするにプライドパレードの主催団体のためのパーティだったのだ。
野村證券と日立製作所が名刺を交換してる風景、どこから来たの「大崎方面から(あ、ソニーですね)」という違和感。
そういう大口の資金提供側と挨拶をして愛想をふりまく、プライド業界の著名人や、有名YouTubeたち。みんなキラキラしてて、そしてスノッブ。
何人かのプライド有名人とは会釈をするものの、わたしにそんな特権性はなく、ただ1人でプライドっぽいハウスに体を揺らしてた。
どこかで見覚えがある顔が、本でみた、某有名テレビ局のディレクターのトランスジェンダーだった。彼女は、男性特権があったからこそ、女性としてその地位につけたんだってバッシングで炎上したことを思い出した。よしんばいま得た地位はそうなのかもしれないけど、それ以上の管理職になれたりするのか、やりたい番組がやれるのかは、女性の抑圧を感じるのかもしれない。ちょっと聞いてみたかったけど怖くって聞けなかった。
こんな業界の愚痴を書きたいのではない。
男性特権があり、女性が抑圧さている。それはわかる。
しかし女性も異性愛規範によって同性愛者を抑圧していて、トランスヘイトに加担することもある。
女性で、トランスで、同性愛者で、メンタル疾患を持ってる人のインターセクショナリティはどうなんだ。
特権と抑圧は階層状に下へ下へ行くのではないだろうか、まるで関東大震災の朝鮮人虐殺のように
この傾斜を玉を転がりおりるような差別の流れに逆らうことはできないのだろうか
この会場にきている人たちは特権をもってる、大手企業につとめD&Iのサポートをうけ、たぶんこの原稿を読んでる人の多くより安定したい地位と給与を得ている。抑圧しようにも、自分より特権性をもってしまっているマイノリティをみて、自分のほうがマイノリティであることに気がつくってことないだろうか
でもそこまで行く道は相当の戦いだったのも事実 運動、裁判、バッシング…
言いたいのはこういう特権と抑圧の関係をフラットにできないかってことだ
フェミニズムはそういう視点がもてる唯一の武器だとおもう。
- 男性特権
- 異性愛特権
- シスジェンダー特権
- 健常者特権
- 経済的非困窮者特権
- 学歴特権
- 会社規模特権
- 肩書き特権
- 子どもがいる特権
- 異性婚特権
- 非婚特権?
- ルッキズム特権
- 可愛い特権
- 差別者特権
特権は無限にあるし、特権と抑圧は入れ替え可能
たとえば健常者特権は、障がい者特権とも入れ替え可能
女性の抑圧、男性の特権を無くすことから
すべての抑圧、全ての特権に気がつき、
それが無い社会をめざすのがフェミニズムではないだろうか?