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詩と小説
5:57AM 2月
BlueGrayの空から宝石たちは消え空の縁にはオレンジ色の糊しろがこんどはわたしの時間だと迫ってる 空気はまだ冷えたガラスの破片のようもっとも静かで大切な時間 あけない朝はないって誰かが言ったわたしが死んだって朝はくる […] -
詩と小説
オレンジスカッシュ
夕暮れの空はテーブルに溢したオレンジスカッシュ燃え尽き症候群の大きな果実が消えて 昼と夜ののり代の上を薄墨のコウモリが封印しようとしてる 濃紺のテーブルクロスが広げられるとその上に煌めく宝石たちは 全部わたしだけのもの […] -
詩と小説
旅する性別のない子供たち:第4章
第4章 暮らしを作る わたしは、故郷に帰った。普通、故郷に帰ったり、旅先で暮らすようになった子は、パートナーがいない場合、独り暮らしをする。でも私は、ちょうど同じ頃に、故郷にもどってきたゆかちとルームシェアーすることに […] -
詩と小説
旅する性別のない子供たち:第3章
第3章 ゆかちの場合 わたしは魔法使いが主催する占いの塾に入塾する。その為に、長距離バスに乗って北に向かう。いままでオンラインで自分事だけを先生に占ってもらってたけど、ちゃんと他人事を占えるように、基礎から学びたい […] -
詩と小説
旅する性別のない子供たち:第2章
第2章 けいとの場合 わたしは海が好き。具体的に言うと、波が好き。波は一度足りと同じ波は来ない。わたしが産まれた街には、海はなくって、最初はスケートボードから始めた。公園(パーク)にいって、階段を飛び越したり、手す […] -
詩と小説
旅する性別のない子供たち:第1章
第1章 カナの場合 この世界に生きてる人は、子供の頃、性別がない。もともとからそうなのか、環境ホルモンとかの影響で、いつのまにかそうなったのかわからないけど、とにかく性別がない。男の子も女の子もいない。ただ子供なだけ。 […]