-
09.福祉と政策
ナンシー・フレイザー(Nancy Fraser, 1947- )
政治哲学者。ニューヨーク市立大学大学院センターで博士号を取得し、ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ教授。批判理論の系譜に立ちながら、フェミニズムと資本主義の関係を問い続けてきた。 よく知られているのが、正義を「 […] -
09.福祉と政策
コモン/コモンズ(common / commons)
共同で所有し、共同で管理される資源とその仕組み。国家所有でも私的所有でもない、第三の領域を指す。 長らく、共有資源は必ず過剰利用されて崩壊すると考えられてきた。ギャレット・ハーディンが1968年に提示した「共有地の悲劇」 […] -
09.福祉と政策
ミュニシパリズム(municipalism)
自治体を単位として、市民が直接に政治と公共サービスの運営に関わろうとする潮流。municipal(自治体の)に由来する。国政に期待できないとき、生活に近い場所から民主主義をつくり直す試みとして注目されてきた。 象徴的な例 […] -
09.福祉と政策
フェミニストカウンセリング
心理的な困難を、個人の内面だけの問題として扱わず、その人が置かれた社会的な状況との関係で捉えるカウンセリングの実践。アメリカで生まれたフェミニスト・セラピィを源流とする。 出発点にあるのは、女性解放運動のなかで行われた意 […] -
09.福祉と政策
アサーティブネス(assertiveness)
自分の考えや気持ちを、相手を尊重しながら率直に伝えるあり方。攻撃的に押し通すのでもなく、我慢して飲み込むのでもない、第三の道として位置づけられる。日本では「アサーション」とも呼ばれる。 もとは1950年代の行動療法から出 […] -
09.福祉と政策
エンパワーメント(empowerment)
力を得ること、あるいは奪われていた力を取り戻すこと。個人の能力向上ではなく、自分の生に関する決定権を握り直すという意味あいで使われてきた語である。 思想的な源流のひとつは、ブラジルの教育者パウロ・フレイレの識字教育にある […]