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07. 労働
脱成長(degrowth / décroissance)
経済成長を目標から外し、生産と消費の規模を意図的に縮小しながら、生活の質と生態系の持続可能性を確保しようとする構想。フランス語のdécroissanceを訳した語で、1970年代の経済学と生態学の議論に源流を持ち、経済学 […] -
07. 労働
マタニティ・ハラスメント(マタハラ)
妊娠、出産、育児休業などを理由として、職場で不利益な扱いや嫌がらせを受けること。日本でつくられた言葉で、2010年代前半に広く使われるようになった。 現れ方は幅がある。退職を促す言動、降格や配置転換、契約の更新拒否といっ […] -
07. 労働
感情労働(emotional labor)
賃金のために自分の感情を管理し、職務として決められた表情や態度をつくる労働。社会学者アーリー・ホックシールドが1983年の『管理される心』で提示した。調査したのは客室乗務員と債権の取り立て人で、前者は笑顔と穏やかさを、後 […] -
07. 労働
シルヴィア・フェデリーチ(Silvia Federici, 1942- )
フェミニスト理論家、活動家。イタリア・パルマ生まれ。1967年に渡米し、ホフストラ大学で長く教えた。現在は同大学名誉教授。 1972年、国際フェミニスト集団の共同創設者として「家事労働に賃金を(Wages for Hou […] -
07. 労働
ベーシックサービス(basic services)
医療、教育、介護、住宅、公共交通といった生活の基盤となるサービスを、所得にかかわらず全員に現物で保障しようとする構想。日本では財政学者の井手英策が提唱している。 現金を配るベーシックインカムに対し、こちらはサービスそのも […] -
07. 労働
セックスワーク(sex work)
※この項目は動いている最中の話題を含む。報告書は2026年9月にまとまる見通しで、秋の臨時国会に改正案が出る可能性がある。数か月後に見直しが必要。性的なサービスの提供を労働として捉える語。1978年にアメリカの活動家キャ […] -
07. 労働
アンペイドワーク(unpaid work/無償労働)
賃金が支払われない労働の総称。家事、育児、介護、看護、地域活動などが含まれる。誰かがやらなければ生活が回らない仕事でありながら、対価が発生しない。この語が問うているのは、その「発生しなさ」がどこから来るのかということであ […] -
07. 労働
ベーシックインカム(basic income / BI)
すべての人に、無条件で、定期的に、個人単位で現金を給付する構想。資力調査も就労要件もない点が核心にある。 思想的な源流は古く、トマス・ペインが1797年に、土地の私有によって失われた共有権の補償として全成人への給付を提案 […] -
07. 労働
性別役割分業
性別によって担う仕事を振り分ける社会のしくみ。「男は仕事、女は家庭」という形が典型だが、職場のなかでも、男性が意思決定を、女性が補助や接客を担うといった配分として現れる。 このかたちは、しばしば「昔からの自然な役割」とし […] -
07. 労働
賃金・所得格差
同じ社会で働きながら、性別によって受け取る賃金に差が生じること。日本では長く、先進国のなかでも大きい水準が続いてきた。 厚生労働省の2025年賃金構造基本統計調査によれば、フルタイムで働く人の月額賃金は、男性が37万34 […] -
07. 労働
マミートラック
出産や育児を経て働き続ける女性が、責任の軽い業務や昇進の見込みの薄い部署に置かれ、キャリアの本線から外れていく状態。両立はできているのに、行き先が別の線路に切り替わっている、という比喩である。 言葉の由来は1989年のア […]